400フェアビュー取得によりシアトル市場に進出
ペンブロークは、スカンスカとヌビーン(TIAA傘下の運用マネージャー)関連会社のTHリアル・エステートが共同保有する、満室稼働中の34,152平方フィートのクラスA+複合用途物件を投資家資金により取得します。この取得はペンブロークにとってシアトル初となるもので、既に保有するサンフランシスコの140ニュー・モンゴメリーと100カリフォルニア・ストリートの西海岸ポートフォリオを拡充するものです。
400フェアビューは地元の店舗と魅力的な協業的職場スペースとを融合した設計で、テナントの総合的な満足度を重視しています。同ビルは現在100%満室稼働中で、トミー・バハマ、インピンジ、デルタ・デンタル、カー・トーイス/ワイヤレス・アドボケーツの各本社とスタンテックの地域本部等が入居しています。地上階には開放された18,000平方フィートの現代的な様相のホールを擁し、宇和島屋傘下の会・マーケット、バー・ハーバー、エムバー等、地元で修業したパン屋、レストラン、商店が並んでいます。
ペンブロークのバイス・プレジデントはこうコメントしています。
400フェアビューはペンブロークにとって大きな投資です。今回の投資はシアトルという新たな市場への進出だけではなく、弊社の米国市場とグローバルなポートフォリオの拡大に対する継続的なコミットメントを示すものです。シアトルは長期的な成長ポテンシャルを持つ他、弊社が現在2件の物件管理を行っているサンフランシスコとのシナジー効果が見込まれることから、ターゲットとして狙いを定めていました。弊社は考え抜いた未来志向の不動産投資アプローチをとっており、ダイナミックな商店群と選び抜かれた施設を備えた400フェアビューのフレキシブルかつ効率的な職場スペースは、弊社のグローバル・ポートフォリオを完全に補完するものだと考えています。
400フェアビューは最高の施設と職場スペースに注力することで地域社会、テナント、弊社保有の建物を最終的に保有する投資家に貢献します」と、スカンスカUSA商業不動産開発部門エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント、マーフィー・マクロウ氏は述べています。「スカンスカでは、ペンブロークも同じ考えに基づいて400フェアビューを購入してくれたことを光栄に思っています。ペンブロークはクラスA+物件の管理において他の追随を許さない名声を博しており、弊社としてはこの創造的な物件を今後さらに一段と良いものにしてくれるのを楽しみにしています」。
スカンスカは400フェアビューの開発業者で2015年に完工しましたが、その年の内に過半数の持ち分をTHリアル・エステートに売却しました。当ビルはLEED V3.0ゴールドを取得済で、シアトルのサウス・レーク・ユニオン・サブマーケットで最も人気の高い最高クラスのオフィス・タワーとなっています。複数のテナントを擁し、ロケーションはI-5のインターチェンジから1ブロックと理想的で、公共交通機関のアクセスも良好です。他のSLU地区の築浅物件とはロケーション、設計、効率的な床版、テイラー・メイドの施設・設備、共用ルーフ・デッキという点で一線を画しています。当物件は生活における満足度を重視し、設備の整った通勤者用施設と高速充電可能な電気自動車用ステーションを用意しています。
ペンブロークのコリン・サンダースはこう述べています。
スカンスカとTHリアル・エステートはテナントに活力ある時間を提供し、地元を重視したユニークな店舗群をコミュニティーに向けて用意した、他に例を見ない代表的物件を創造しました。弊社では400フェアビューの将来に長期に渡ってこうしたビジョンを実現し続けることを楽しみにしています。
ペンブロークは、テナントとの長期的関係の構築や、日常生活や職場における満足度を高めるために物件スペースを利用する研究の努力を続けています。ペンブロークの現場重視のきめ細やかなアプローチにより、400フェアビューは人々の出会いと独特な協業を促進するべく設計されています。
今回の取得に際してスタンスカとTHリアル・エステートの代理人はイーストディル・セキュアードのジェイソン・フリン氏とリード・レーダー氏が担当しました。
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