ペンブロークは本日、全世界で7拠点目となるオフィスをミュンヘンに開設し、ドイツ市場へのコミットメントを強化すると発表しました。

ペンブロークの新オフィスは、ミュンヘン一等地の高級ブランド店が連なるマクシミリアン通りのグレードA複合物件、マクシミリアンヘーフェに開設されます。

新オフィスの責任者は、アセット･マネジメント部門ダイレクターとしてペンブロークに11月より入社するクリスティアン・ボジルヤノフが務めます。物件毎のビジネス･プラン、資本支出プロジェクト、テナントとのリレーション、リース活動等、ポートフォリオの日常的なアセット･マネジメントの遂行に加え、ペンブロークのドイツ市場におけるビジネスの開発･実行に向けた新たな取り組みの中で積極的な役割を果たすことになります。クリスティアン・ボジルヤノフは前職において、バリュー･アッド及びコアの両分野でドイツの様々な物件を管理する責任者をパトリツィアにて務めていました。

ペンブロークのバイス･プレジデントであり、英国及びドイツ部門のヘッドも務めるニック･モルドンは、以下のように述べています。

「弊社は2010年にドイツ市場に参入して以来、ポートフォリオを拡大させ続けており、現在ハンブルグとミュンヘンに非常に多目的な物件を7件分散保有しています。弊社はドイツにはビジネスを行う市場として長期的な成長ポテンシャルがあると信じており、ミュンヘンの新オフィス開設によりドイツ市場の比重を高めていけることを心待ちにしております。」

ペンブロークが様々なプロジェクトを通じてテナント、地域コミュニティー、都市環境に対してバリューを提供していることは、ドイツ及び英国の主要物件に対して最近実施した賃貸活動や様々な取り組みに示されています。

ハンブルグでは、ハーフェンシティ地区のコーヒー･プラザ･ウェストで世界最大級の人材採用・派遣企業であるアデコ傘下のDIS AGに対して、2,250平方メートルのスペースを賃貸しました。この面積は同物件全体の半分を占めており、残りの最上階から3階分のスペースについても様々な関心が寄せられています。

また14,200平方メートル規模の複合物件S-Kaiでは、イタリアン･レストランMamaが近日中にオープンする予定です。既に9月に2階から5階のオフィス･スペース5,000平方メートル以上が稼動しており、同レストランのオープンはこれに次ぐものとなります。

ミュンヘンでは、マクシミリアンヘーフェのペンブローク新オフィス新設に加え、ファッション・ブランドのモンクレールが既存スペースに追加するかたちで新たに460平方メートルのスペースを賃貸し、同ビルに対するコミットメントを強めています。

また、ニック・モルドンの指揮の下、ペンブロークはロンドンで大規模なアセット･マネジメントや再開発を行っております。セント･ポール大聖堂に近接するキャノン･ストリート25番地では改装許可を得るべく計画書を提出しました。この改装により同物件は新たにルーフ･テラスが設置されるほか、全面的に内装が変更される予定です。またキャノン･ストリート4番地ではフィデリティ・インターナショナルが全館使用する予定の建物を更地の状態から建設中で、現在骨組みとコア部分が完成しています。同物件は106,000平方フィートの最高級オフィス・スペースに加えてテナント向け屋上庭園が新たに設置される他、地上階にはロンドン・シティ中心部では貴重な緑の公共スペースが設けられる予定です。