ストックホルム市がヘステン21番地開発計画を正式に認可
12月5日、ストックホルム市は、ペンブロークが開発を予定しているストックホルム中心部の合計4万平方メートル規模の多目的物件、ヘステン21番地の詳細な開発計画を都市計画委員会が正式に認可したと発表しました。
12月5日、ストックホルム市は、ペンブロークが開発を予定しているストックホルム中心部の合計4万平方メートル規模の多目的物件、ヘステン21番地の詳細な開発計画を都市計画委員会が正式に認可したと発表しました。当開発は、アクセス性向上と街全体の魅力の向上を目的とした、ペンブロークの長期的ビジョン「プロジェクト・アクセス」の重要な部分を占めます。
メスタ・サムエルス通りとレゲリング通りの交差点に位置するヘステンス21番地の再開発は、「プロジェクト・アクセス」の中心となるものです。ペンブロークは、2,000人が働くことのできるオフィス、27件の住居ユニット、そして最大20の小売店を収容する、将来に渡って色あせることの無いビルを建設したいと考えています。「プロジェクト・アクセス」は市内中心部に新たな多目的空間を創造するというペンブロークのビジョンであり、当ビルとマステルフセット(ペンブロークが2015年に開発した30,700平方メートルを賃貸可能な高機能オフィス空間)、PKフセット(オフィスおよび小売スペース)も含む35,000平方メートルの敷地面積、プレミアムデパート(NK)、スモーランドストーゲット(新たな都市公共広場)により構成されています。ペンブロークでは、ヘステン21番地、PKフセット、マステルフセットを結ぶことで、この空間にこれまでになかった人の流れを創り出し、歩行者にとって安全で活気のある街路空間を提供することを目指しています。ペンブロークの計画は、ストックホルム市が市内中心部に対して掲げている2030年及び2040年の都市開発ビジョンとも一致しています。ストックホルム市は、活気があり、安全で、気候変動に対応し、経済的に持続可能な環境を中心部に実現することを目指しています。ペンブロークはこの4年間、ストックホルム市と密接な協力関係を築き、11月22日、ついに都市計画委員会が承認したHästen21の最終詳細開発計画が完成しました。
バイス・プレジデント、北欧オフィス代表 清水明は次のように述べています。
私たちは、ヘステン21番地計画に対する市の承認を受けられたことを嬉しく思います。この承認は、全ての近隣の方々に新たな活力をもたらすことを目指す当プロジェクトにとって、重要な節目となります。ストックホルム市とペンブロークは、この開発案件に対するコミットメントという点で固く結ばれており、これにより市内中心部の、とくにメスタ・サムエルス通りとレゲリング通りの交差点付近の環境が大きく改善されると信じています。弊社では今回の都市計画委員会の承認を受け、ストックホルム市の監督の下、開発計画が実行開始されるのを待っているところです。今後もヘステン21番地の計画において彼らと継続的に協力出来ることを楽しみにしています。
ペンブロークはこの4年間、都市建築家らの助言を受ける等、都市計画局と緊密な作業を続けてきました。こうした協力は新たに誕生するヘステン21番地の設計や外観がストックホルム市の優先事項を適切に反映している事を確認するのに役立ちました。この新しいビルの設計と外観は旧市街と新市街の両方、またその街並みともよく調和し、ストックホルムの歴史的な都市景観を反映したものとなります。 新しいヘステン21番地はサステナビリティを重視し、稼働初日からストックホルム全市に対して好ましい効果をもたらすことのできるよう、LEED(環境性能評価システム)のプラチナ認証の取得を目指します。そして、エネルギー消費量を現状必要な水準の1/3以下とすることを目指しています。
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